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剣姫乱舞 《刀剣乱舞》

第16章 ダイエット作戦!! *長月*


「ちょ…冴姫…これは、やりすぎじゃない…?」


たった数分で、加州達を攫った男達は彼女の手でのされてしまった。
まさに怒りに身を任せた感じで男達を薙ぎ払ってしまった彼女はようやく我に返ったのか路地裏の隅っこで項垂れていた。


『あたし…女辞めたい…』

「違うよ、あいつらは最初から男の俺達の事狙ってたんだから…冴姫ちゃんが魅力的じゃないとかじゃないから!」

「そうそう、あ…ていうか冴姫こんだけ強いならさ俺から主に出陣増やすように言ってあげるよ。そうすれば運動にもなって冴姫は痩せれて資源不足も解消されるだろうし…って」

『…か、加州くぅ~ん…』


***


結局、帰りにたくさん和菓子を買って本丸に帰ってきた。
加州はそのまま主のもとへ行き事の次第を話した。

長谷部には爆笑されたけど、主も納得したようでそのあとしばらくは彼女優先で出陣できるようになった。


彼女が出陣するとき、うわさを聞いた刀剣男士達は彼女にこっそりと・・・「頑張って敵倒さないと…また加州や大和守に負けちゃうよ」と一言発すると彼女はあの時のように暴走するようになってしまった。

そのおかげか、彼女は初めて顕現された時と同じくらいの体型に戻り本丸の資源不足も解消されたのだ。


『よし、もうこれで加州君たちに負けたりしないはず!!』

「おやおや、なんとも刺激的な光景だね。」

『え…うぇあ!!だ…大般若さん!?』


自分の部屋で下着姿のまま鏡の前でおしりや腰回りをチェックしていたところ襖を閉めるのを忘れていたため本丸に来て数週間の大般若長光さんに見られてしまった。


「いや~いいものが見れた。あ、そうだ。ちょっと来てくれないか?協力してほしいことがあるんだ」

『あ…あたしですか?』

「あぁ、そのままの格好で…というわけにはいかないだろうからちゃんと着物を着て俺達の部屋に来ておくれ」


待ってるよ~と言って立ち去っていった。
普通に下着姿だったのに・・・あれ以外何も言われなかった・・・


まだまだ魅力不足なのだろうか・・・
美を追求するために修業に行こうかしら・・・


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