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dear my teacher..

第3章 保健医×にのみや先生






『………』



 別に、そういう訳じゃないよ?

 そういう訳じゃないけど…



 5限までのあと30分だけ、ベッド借りてちょっと寝かせて貰うだけ。

 ただそれだけだもん。





『せんせー、30分だけ…』



 いつものドアを開けて入った保健室は、


 ぽかぽかと暖かい陽の光をまとって、


 しーんと静まり返っていた。



『せんせい…?』



 誰もいない、保健室。


 机の上には、やりかけの仕事の書類と、

 先生の荷物。




 どこか行ってるのかな…




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