第3章 保健医×にのみや先生
「えーーーー!にののこと好きなの!?」
真相を明かすと、大袈裟な程でっかい声で驚く先生。
『ちょっと先生!声でかい』
ごめんごめん、と口元に指を立てながらも、にやにやが止まらない先生の表情に、なんだか恥ずかしくなってきた。
やっぱり相葉先生になんか、言うべきじゃなかったかなー、なんて後悔しつつも。
相葉先生と二宮先生は昔からの知り合いで、すっごく仲が良いって知ってたから。
もしかしたら、凄く強い味方になるかも…って期待半分で先生の顔を見る。
「そんで?にのにはもう気持ち伝えたの?」
『毎日すきって言ってるよ』
「ひゅー!ひゅー!」
『………』
だめだこいつ…。