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dear my teacher..
第2章 国語教師×まつもと先生
先生は、しゃがんだ私を上から見下ろしたまま、じっとまっすぐに私の顔を見る。
『なんで、そんなこと知ってるんですか』
「さあ?お前にはまだわかんないと思うけど」
『は?なんで、教え…、っ』
すっと伸びてきた手に、顎をすくいあげられて。
言葉は途中でさえぎられ、
松本先生の唇に、突然、唇をふさがれた。
続きの言葉は先生に飲み込まれてしまって、
代わりに鼓動がうるさいくらいに鳴っている。
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