• テキストサイズ

dear my teacher..

第2章 国語教師×まつもと先生


「内容がいまいちピンとこないってこと?文の意味はわかってんのに」


『そう!そうなんですよ!まさに!』

「…じゃあ、理由はひとつなんじゃない?」




急に先生がにやにやと笑いだす。

なに、なに笑ってんの。笑うとこじゃないし。





『え?なにが原因なのかわかるんですか?』


「うん、まあ取り敢えずそれ貼っちゃいなよ」





先生はさりげなく椅子を差し出す。


背伸びするだけじゃ届かない高い位置。


代わりに貼ってくれることを期待してたけど、そんなに甘い先生じゃなかった。




はいはいわかってます。私が貼りますよ。全部貼ります。


/ 79ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp