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dear my teacher..

第1章 数学教師×さくらい先生.




混乱しているうちに、耳元に顔を寄せられて、小声でそっと囁かれた。





「冗談に決まってんじゃん」






…ずるい。








櫻井先生は、クールで、腹黒くて、ずるくて、



やっぱり、大人だ。








櫻井先生のそういうところに、


私は、


…たぶん。





始まりなんて、関係ない。


大切なのはこれからだって。



先生の言っていた言葉を、ふと思い出す。





きっとこの始まりは、


ちょっと背伸びした恋に育つ。








…そんな予感がして、私はドアから手を離した。







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