第23章 暴走
執務室
フィン「済まない…僕はいないということで頼むよ;どうにも嫌な予感が;」ごそごそ
リヴェリア「何故そんな所へ入り込む!?;」
ガレス「どうしたというんじゃ?フィンは;」
リヴェリア「わからない。だが、何かあったんだr
ケイト「フィンんんんん!!!」
ばぁん!!!!(扉蹴破る)
ケイト「愛しい大好き愛してるうううう!!ってあれ?いない」
ティオネ「団長おおおお!!!」
ケイト&ティオネ『草の根分けてでも探し出せええええ!!!!』血眼
どたばた
ガレス「…これか;」
リヴェリア「ああ…これだな;」
ティオナ「ちょっと二人共落ち着いて!!;あからさまにどう見ても仕事中でしょ!!?;」
ケイト&ティオネ『関係ない!!』くわっ!!
最古参&ティオナ『『『『何故こんなにも息ピッタリなんだ…;』』』』←総意の一致
ケイト「私の愛は収まらん!!収まらんぞぶつけるまではあああ!!!
たとえ不壊属性の壁に阻まれようともぶち抜いてみせるわああああ!!!!」くわっ!!
ティオネ「私だって負けるもんですかああああ!!!!」
ガレス「ヒートアップしとるの;」
リヴェリア「白熱し合った結果か;」
ティオナ「どうしよう;」
リヴェリア「…そうだな。
二人共、ここにはフィンはいない!」
ケイト「嘘だ!!」
リヴェリア「?!;(何故わかる?;」
ケイト「私の勘が言っている!!!近くにいると!!
私の…私の!フィンへの愛を見せつけてくれるわあああああ!!!!」くわっ!!
ティオナ「何でそんなに無駄なことに本気になれるの!!?;」
ケイト「無駄じゃないわ!!!何よりも大好きだからやってんだああああ!!!」ぐっ!!
フィン(勘弁してくれ…;)
ケイト「かっ!!)ここだあああ!!」
どごぉっ!!!!(拳を机へ叩き込み服の裾を掴む)
フィン「!!?;」ぎょっ!;
ティオネ「机の一番下の引き出しにいたなんて!!?」戦慄
ケイト「私の愛してるレーダーは見逃さんぞおおおお!!!(真剣」くわっ!!
フィン「勘弁してくれ^^;」
そこまで想ってくれることは嬉しい。
嬉しいのだが…心底喜ばしいのだが…暴走が過ぎるのは、ちょっと…;
好きで堪らないその気持ちはとても嬉しいし有り難い。
が、愛情を伝える際には落ち着きを持って欲しいと切に願うフィンであった。