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Unlimited【ダンまち】

第19章 宴





ティオネ『そうね…ちゃんと、はっきりと言えるんじゃない。
と言っても、私達限定なんでしょうけど』嘆息

ケイト「うっ…;
言うの…結構、勇気がいるんです;

例えるなら幸せの絶頂の最中で死を選ぶぐらいの」がたがた
ティオネ『はあっ!?何馬鹿なこと言ってんのよ!』

ケイト「って言うか通信機!?;いつから!!?;」

アイズ『私は……どうしても赦せなかった。
何度殺されかけても、嫌がらせを受け続けても、それでも必死の想いで貫いてきた。

なりたくないもの、なっちゃいけないもの…ちゃんと、考えてた。
ケイトの想い…確かに…受け取ったよ』ぎゅっ

ケイト「…うん…ありがとう…」

リヴェリア『私から言えるのは、もう少し自分を出してもバチは当たらない。ということぐらいだ。

ケイト…お前は…自らを殺してきた。
だから、というのも変な話だが…今度は、自分を守れるようになってやれ。

それまでいなかったのなら、今はここにいるということだけ…頭に留めて、理解しておいて欲しい。

…できるな?』

ケイト「……うんっ;;」ぼろぼろ

ぐすっ


ベート『…変わらねえよ』

ケイト「え?」ぐすっ

ベート『んなもんで、俺がお前に抱く思いは変わらねえ。
あの言葉だけで十分だ。

俺達が動くのは、お前がそう望むか干渉してきた時だけだ。
それでいいだろう?』

ケイト「…うん」こくこく


ティオナ『ベートにしては珍しくまともー』
ベート『うっせえ黙ってろ!』

ケイト「はははっ^^」くすくす
フィン「通信機越しでの喧嘩はやめてくれ^^;」


ガレス『うーむ』

リヴェリア『?どうした?ガレス』

ガレス『いや…ケイトよ、お主の強情っぷりには無理があるぞ?
わしらとしては本人たっての希望だから飲み込む。

だとして、メリットはどこにある?
あいつらにしかないじゃろうが。

器量の狭い人間に、何故こうも優しく…いや、甘くいられる?
お主の取った街への態度はどれも、生温いぞ!』


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