• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第99章 瘀血(おけつ)





現在

迅『……………

少しは……
変われたのかな…』ぼそり

最上さん…
そんな声を、最後に空を見上げて呟いていた

昔(5年前)のことを思い返しながら…


駿『迅さん迅さん!
迅さんってもしかして…恵土先輩に惚れてる?』
迅『ん?

あーーー
内緒♪』ウィンク、人差し指を口に当てる
駿『ええー;

風間先輩や太刀川先輩が恵土先輩に惚れてるのは知ってるけれど…
迅さんも恵土先輩側でしょ?』

迅『駿…
それお前もだろ?』指差し
駿『あはははは^^;←後ろ頭を掻く
御名答』
迅『ま…いずれお前にも話すさ(瞑目し笑う)
もし仮に惚れてたとしても…
どっちにしろ秀次にぞっこんだから無理だぞ?^^
振られるの確定』
駿『あーーー!そうだった!;』頭抱えて振り乱す
迅『ははは^^
兎も角…今日は襲撃は無いから
ゆっくり休め』微笑

駿『はーい』

病院内で護衛中の駿の頭を軽く撫でた後、手を振って迅は去っていった


恵土を襲った刃は12本
見えている7本は痛覚予知で回避
だが生身には痛みは働かなかった

だから5本の透明刃を避けれず、もろに食らった
菊地原が玉狛支部に護衛でいてくれたお蔭で、音で判別可能だと知った

黒い穴を見ただけで、怯えたような青ざめた顔をしたのは
無意識の内に、そうなることを先に感じてのものだと思う


迅『風間さんのお陰で恵土先輩の体調面の心配は要らない)
後は……やっこさんの狙い…かな』
そう呟く中…
日付も変わった頃(次の日の夜中)…来訪者が迅の下へ来る


迅『や…来ると思ったよ
取り引きかな?
それとも…徹底抗戦がお望みで?』

『……………
取り引きがしたい

彼女をよこせ
迅『断られるってわかってて言ってる?』

『…………』
迅『交渉って言葉も知らない?
忍田『迅』
迅『大丈夫
敵に戦う意志はないよ』

『…………』
迅『何故…欲しいのか理由は?』

『………蘇らせる為に
迅『それは無理な相談だ
白帝でも、命を対価にしても、蘇りはしない
万能な力じゃないし、その分割りを食う羽目になる

それでも?』
『だからブラックトリガーにする
ものならば砕ける程度で済むはずだ』

迅『はあっ…
まず第一に…恵土先輩はそんなことを望まない

望んでいない
死者の意志を無視して蘇らせることは
こちらの意志だけを優先するようなものだからね


/ 6396ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp