第97章 神無(しんむ)
疫病化(伝染病化)
源が呪いであること
悪くないと思いたい、思われたいという願いが起因
根源は1兆5000億年前の存在する全てを手に掛けて殺し消して回った罪
神殺しは何度生まれ変わろうが許されない大罪
ましてや存在する全てを手に掛ければ自明の理
疫病をばら撒く存在を敢えてこの世へ転生させた
それは…二度と、誰も脅かされたりなんかはしない世とする為に必要な期間
屑を屑と扱わない社会の中で
敢えて過ごさせ、染まる(変異する)存在か、あるいはそうならない存在かを、自由にさせる必要があった
そのものの本質が…理由を付けて脅かす側か、その在り方(やり方)に染まらず脅かさぬ側か…見極める必要があった
その確証を得る為にも……
この世は隔離された水槽のようなもの
地獄はそれ以上に強く隔離されている
地獄は癌と半グロ程ではないにしろ闇で満ち満ちている
この世は癌と半グロを主に生まれ変わらせている為、是が非でも病原菌だらけになる
癌と半グロへ変異させる
病原菌化させる病原菌を
罪を、闇を、ばら撒き続ける
消える最期の瞬間まで永遠に——
それが…癌と半グロの罪
癌化していた期間、半グロ化していた期間に拘らず、その犯した罪の重さ、量に応じて…生き残る側か死ぬ側かの明暗が分かたれる
わざわざ転生させた理由は…
疫病を拡める側かどうか
それと接点を持たせることで
はっきりさせる為
接させる必要があったから
中には神の階層でも加担したものがいるから
なりやすい人
かかりやすい人
染まりやすい人
それらを細分化させる為に
原初の神々界で…
ただ見ただけで、その瞬間になる可能性があるから……
それを鑑みると…すぐ消さなかった判断は正しいと言える
癌と半グロと必ずなる本質、心を秘めた暴徒が潜んでいるのだから
それを消す為に欠かせない大事な過程(プロセス)だから——
大事にされた想い出が削られ
大事にされず粗末に扱われ不当に傷付けられた想い出が傷となって、再度痛みと共に刻み付けられる
そして…それでも足りない分は…死にたい、消えたいという想い(ケイトの願い)へと変わる
大事にされた想い出
それがあるからこそ大事にしたいと願う
しかし逆の想い出ならば、消したいと願うのが当然だろう
だからこそ…それを現実にする前に、自分を……
という仕組みだ
