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Unlimited【ダンまち】

第97章 神無(しんむ)





リヴェリア「側…
つまり……)

見せ掛けだけということか…?」

ケイト「いや…

表層化された塊?
みたいな感覚がする」

『え?』


ケイト「つまり…
経験値(エクセリア)の塊なんじゃないの?

肉体から分離させて凝縮させて表層化させる
それらがステイタスという形を取る
それを維持、その現象を起こしているのが神の血(イコル)

わかる?」

『……、なるほど』

なんとなく、は
といった様子で頷いていた


ケイト「どっちも一長一短だけど…
どちらも行き着く先は同じだし」

リヴェリア「肉体には…
強かった頃の感覚しか残らないか
ケイト「うん

そこはそう思う
でも……経験は残るはずだよ
あと知識も
こいつはどんなモンスターだ、とかね

他にも老化を防いでくれるのも恩恵にしか無い利点だよね」

フィン「………

君にとって…恩恵を与えられた者達は
親が与える道具に夢中になって依存し続ける、自立もまともに出来ない甘えた子にしか見えないか?
ケイト「うん

誰も守ってくれなかったし
恩恵なんて無くても戦っては来れた…(真剣な顔で俯く)

でも……みんなと会えて、繋がれた…(目を細めて笑う)

それは感謝の一言に尽きるよ^^//」


アイズ「恩恵の仕組みは分かったけれど…

嫌い?」

ケイト「強くなればなるほど(素の肉体と、レベルで歪めた肉体の)差が酷くって無理、うっぷ;(今にも吐きそうな真っ青な顔で口元を左手で押さえる)
親が必死に維持してる中で、依存して甘えるだけのスネかじりのガキが強くなった気で自立出来てるつもりでいるのが…
歪(いびつ)過ぎて気持ち悪い(真っ青震え)

親無しじゃ同じこと出来ないままでなんで強くなった気でいられるんだよ、おえっ(えずき出す)

私は恩恵を刻まれてから強くなれただなんて思ったことは一度も無いよ
神無しじゃ簡単に消える強さだもの
泡沫(うたかた)の夢でしか無いよ

早く神の領域に至らないと、って…
そう思わないと…

今度こそ失うぞって
早く早くって
ずっと生きた心地しなかったもの

(神を)殺るだけならいくらでも殺りようはあるもの(真剣、低く声色が沈む)

それだけの策謀は死ぬほど見てきた
醜く…吐き気がする程の醜悪さも……

毒を流す
菌を蔓延させる
やり方は無限に存在する

でも間に合って良かった」ほっ微笑


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