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Unlimited【ダンまち】

第97章 神無(しんむ)





ケイトはその日1日…
ずっと全員の為に働き続けていた

日付が変わった瞬間から
地球だけで無く、世界全体まで回っていた


ファミリアという歌で起こしてくれた奇跡…その返礼(恩返し)を行う為に——


ケイト『ありがとう、みんな!
みんなは…罪に勝ったんだ!!
誰一人として操られないで…

頑張ったな!^^
本当にありがとう!!

大好きだよ…必ず守るから』
こちらにも守らせろ!!!!

そう返答が飛んできたのは、言われてすぐのことだった


武彦
白い水紋状の光を全身に纏う
光が水面に打つ波紋のように拡がってゆく
注※光であって水紋では無い
着弾した瞬間に光と共に爆発四散する

武彦の全力の力
本質(水)と心(光)が一体化した化身化の力
深淵では『原初の始祖神の為』に疲弊を消すことへ転用されている

実際の内容(中身)、深淵の条件は…原初の始祖神を守ること(それ以外に使わない)だ
それに伴い、原初の始祖神を守る為の戦闘においてのみ普通の深淵の数十億倍もの威力を発する

彼についての記載がまた増えることとなった



ケイトは支払い続けている側だ…

元来なら
本人達が、自分自身で払う分を
自立して、責任を取って行うはずの分を


自分の実在化の為に
自分の分を払いながら

自分を除く実在化の為に
癌と半グロから植え付けられた罪との分離の為に
『削り』で分化した『命と自我と記憶』を対価として支払って…


人に支払わせて回っているのは…
神以外の全員では無かろうか……

ふと、そんな疑念に駆られた



そんな疑念をよそに、世界全体は盛り上がっていた



『母(原初の始祖神)が子守し出したぞ!』やんややんや

・全力ファイト!
剣術体術指南

・お菓子∞食べ放題
∞調理(一瞬)

様々のことを一瞬で済ませていき
気付けば…恩恵を刻んだ人は全て、神(Lv.∞(10))の領域へ至っており
魔闘を身に付けた全員もまた同様に…神の領域へ至っていた……


それにお祭り騒ぎではしゃぎ喜ぶ全員を遠目で見て…再び思った



フィン(今も…ケイトは……
ウレイオスと共に

代理で支払って回っている


……
人に支払わせて回っている癌と半グロと
原初の始祖神に支払わせて回っている僕等と

何が違うのだろう——?)


※癌一同のことは、癌として表記されることとなった


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