第92章 新たな神武(しんぶ)
ケイト「……ああ
わt
ノアール「ぴとっ)←人差し指をケイトの口に当てる
一体になっていたから…
貴方の想いは、もうわかっているわよ?
同じ想いを有していることも…
だからそうなりたい(精霊寵愛)と願ったんだから^^
…‥死なないでね?」微笑
その言葉に、ケイトは力強く頷いた
そのまま涙を流したまま、抱き締め合った
幼い頃からずっとありがとうと、想いを込めて――
想いが通じ合って、今まで身の内に塞ぎ込んでいた鬱屈とした思いを曝け出した瞬間でもあった
ようやっと、過去の重荷が解(と)けて、解(ほど)けて、安堵したのか…満面の笑みで、笑って抱き合って寝転がっていた―――遠い昔、そうしていたように―――――←原っぱで寝転がる幼い2人の光景が背景(バック)に浮かぶ
ブランシェ「本当に臭いと言うか水臭いと言うか
心配ばっかり掛けるんだから」
フィン「本人にその気は無いと思うよ?
ただ…自覚が無いだけで」遠い目
ブランシェ「そこが厄介なんじゃない!;」もお~!!ぷんぷん!←頬を膨らませる
フィン「けれど…←ケイトを見やってから、ブランシェを見やる
そこに救われたのは、君も同じだろう?」微笑
ブランシェ「…‥
(ふっ)
そうね(微笑)
あ~あ~!!
少しでも大事にしてくれないかなあ、自分を」
フィン「それは無理な相談じゃないかなあ^^;」あはは
リヴェリア「もう半ば諦めてるな」
フィン「うん…
本人の性質上、どうしてもね?;」苦笑
ガレス「寧ろ出来ればケイトでは無いわ」
ブランシェ「アイデンティティね」
アスフィ「なるほど、個性と言いたいのですね
確かにその節は認めますが困り物なのは事実です」溜息
フィアナ「でも揺るがないのもまた事実だしねえ」遠い目
『どうやってもねえ…』遠い目
ノアールとケイト以外の次期創世神ズ6人は、
皆揃って言葉と想いを同じくして、全く同じ言葉を発し、口を開いていた
遠い目で、空を見やりながら…
メイ『私は迷宮の管理もあるから残るね』挙手
自身で居残り組を申請した
ケイト「わかった」頷
後7人…誰が居残り組になるかな?
そう想いを馳せる中、続々と居残り組脱出の人々が出だした
それは…皆を皆打ちのめした人々だった
リューを筆頭に、ティオナとティオネも全員を倒したことで回避していた
