第92章 新たな神武(しんぶ)
バンバンバンバンバン!!!←地面を何度も何度も叩く
ロキ「ひーひーひーひーひー」
腹を抱えたまま転がって痙攣しそのまま息絶えた
ロキ『死んでへんで!!?;』
ケイト『楽しいなあホンマ^^』ふふふっ
にっこにこで笑って見ていた
原初の始祖神は皆…精悍な顔立ちをしているという――
ルシファー『……』
初代『貴方のしたことは、許されることでは無い
それでも……
償うことは出来るから…
だから……生きて』微笑
ルシファー『……はい;』ぽとっ←落涙
ケイト『にししっ^^//
そういう初代だから…守りたい
力になりたいんだ
どれだけ返ってこなくても…ずっとずっと……
たった一人で、1兆5000億年も、耐えて、耐えて堪えて堪えて…生き抜かせてくれた
大事にしてくれた…
だから……大事にさせてくれ^^
受け継ぐ理由は…それで十分だろ?^^//』
心底嬉しそうに笑ってみせた
ケイト『私も…人間として生まれた
何度も…
その末に、神に至れた
2代目だとわかった
だから――
大丈夫だよ(微笑)←ルシファーへ手を差し伸べる
ちゃんと…意味のあることだから……
何度だって堪えるし
何度だって…
乗り越えてみせるから……
大事だから&大事な人達の為に^^』
最後の言葉が、同時に聞こえた
同じ想いを抱えて、生きているのだと……――
だから――もう、憎まないでいいんだよ
怒らないでいいよ
ありがとう――
そんな想いまでもが、一丸となって雪崩れ込んできて…ルシファーは再び、その手を取って跪き、慟哭を上げた
ケイト『一緒に居たい
一緒がいい
幸せで居て欲しい
自由で在って欲しい
楽しいことをいっぱいしたい
みんなで一緒に――
私の夢は――初代の夢を叶えることだから――
大好きな人に、幸せになって欲しい…居て欲しい
それだけで十分なんだよ^^///』
そう、涙を流しながら…呟いた
初代『だから好きいいいい』うああああああああああ
ずごぼおおおおおおおっ
ケイト『うぐぼおおおおおおおおお』
文字通り吹き飛ばされた
初代が感極まってケイトの腹目掛けて突進し、抱き着いてきた
しかし…
うまく踏ん張りが効かず、そのまま吹き飛ばされて行った
文字通り、夢の空間の端まで…;