第90章 未来への展望
天へ灯篭を贈り、祈りを捧げ…
暗闇の中、星だけが光輝く中で…
灯篭のみが輝き、人々の手から天へと放たれてゆく――
橙色の光が灯り、上へ上へと昇ってゆく幻想的な光景が、辺り一面に拡がっていた―――
その灯篭は――祈りを込められる特別なもので、亡くなった、亡くなら(犠牲に)させられた方々への想いが特に光を強めるのだという―――
で……
ケイトに至っては太陽のように強過ぎた為、撤収された(取り上げられた)
ケイト「やあああああああああああああああああああああああああああああああ;;」滝涙&跪いて手を伸ばす
うん…よっぽど大事であることはよく伝わったよ?
でもね…‥;
『周りの迷惑も考えろ』
ケイト「だって全部込めたいんだもおおおおおおおおおおおおおおおおおん;;」ぴえええええええん
『限度を考えろ&弁えろ』
ケイト「だってだってええええええええええええええええええええええええええええ;;」頭を振る
『やかましい』ぴしゃり
ケイト「ぅぅぅぅぅぅぅぅう」ずうううううううううん←膝抱えしょげ倒す
こんな顛末になってしまった訳だが…
微笑ましく受け入れられていた^^;
勿論…その灯篭は天へ贈ったよ?
贈りたい人を除いて認識出来ないようにした上でね?
無論、光が強過ぎるからと言って実害が出る代物じゃあない
と言うより、そういうものとして生み(創り)出している
だが…目が困る;これからやることに専念出来なくなるし支障が出兼ねないし;張り合う人も出てきては進捗に…ね?;(困り顔)
そうして――後は粛々と、故人の生前を偲んで、宴会を開き、酒を飲み交わし、故人の好きなものを供えた後に、おさがりを貰い、共に想い出話に花を咲かせて過ごす…
そういった習わしとなっていた―――
画して――追悼、感謝の意を、想いの全てを込めた、『堆魂の儀(ついこんのぎ)』は幕を下ろし
アイズ『まだ終わってない!!!!!!!!!!!!!!!!!』
フィン「え?;」
アイズ「比類なき神器――ハマルーン(青龍刀)…
ケイト…手合わせして」キラン!!
ケイト「勿論だああああああああ!!!」ばっ!!!
どっごぉんっ!!!←5321ページ参照
『いいぞ!!やれやれ~!!!』
怒号のように響く歓声は…いつまでも続いたとさ…;
あはははは^^;(腕組み苦笑)
