第87章 神化(しんか)
俺の生き方は、在り方は、俺が決める!!!
人が決めるものでも強いられるものでも無い!!!
そんな在り方長く続く訳も無い!!幸せであるはずもない!!!
だから――自分の責任(落とし前、ツケ)は自分で取る!!!!
誰にもやらない!!!!!
フィンクス「カッコ良過ぎんかこいつ」
フェイ「生真面目が服着て歩いてるね」じと目
シャル「真面目で真摯に生きて来たからね^^
直向きに、一途に」苦笑
シズク「ねー。ほんと始祖神様にそっくり。
あ、原初の方ね」
『言わなくてもわかってる&から』苦笑
シャル「ここで「好きにさせろ」「責任も持て」「俺の寿命を延ばせ」なら癌なのにねえ(溜息)
問答無用で消滅コースの。
楽することばっか考えてるから」
フィンクス「そもそもが癌ってのはハリボテだ。
中身がねえ。『人を見る心』って大事な中身がな」
シャル「心を伴わない正義に意味は無い。
他者を重んじないものに果たせる正義は無い。未来も無い」
フラン「だから消える。
自らした過ちを、必ず癌になる呪いとして――」
フェイ「数多の魂を道連れにして、ね」嘆息
シズク「懲りないよねぇ」しみじみ
フィンクス「1兆5000億年ものは別だろ。ものが違う」
フラン「深度がな」頷く
マチ「それより…ケイトが問答に巻き込まれてる」
『あー…』
シャル「調書だからほっといたらいいよ。
原初の始祖神様の中身を知る為のね」
「大事にしてくれなかったら消しますか?」
消さない
「私が嫌なので消しますね」
命を…魂を…価値を‥‥(震)
お前の勝手で押し付けるなああああ!!!!!
「お前を粗末にしてきたのだぞ!!
それでも守るのか!!?何故だ!!!?」
大事だからだ
大事な人達だけじゃない
子供達が一人一人が命を灯して燃やして作り上げてきたものが、この世界だ!!
無下に踏み付けにして滅茶苦茶にしていい訳ねえだろうが!!!
それこそ…お前の勝手だろうが!!!!
世代を超えて――時を超えて――共に紡ぎ上げてきた大事なもんを、粗末にして堪るか
どんだけされようがさせねえよ…絶対に!!
(粗末にしてくるのが)一人や世界や星程度、いくらだって受け入れてやらあ
どちらにせよ、この時代でのことだ
他は関係ねえ
関係ねえもんまで巻き込んで消すのが正義であって堪るかよ!!
