第84章 竜の巣
書記官「じゃ…そういうことにしておこうか^^」
ケイト「そういうことって;違うよおお;」わたわた
書記官「あっはっはっはっはっはっ!^^」
『あっはっはっはっはっはっ!^^』
ケイト「……^^」
時間を止めてまで…介入しに来てくれたのか…(微笑)
周りの様子、反応を見て、わかった
ケイト「フィンクス…私を殴ってくれ」
ぺちっ←軽く頬を掌で叩く
ケイト「もっと殴って」ひしっ←抱き締める
『!!?;』
ケイト「ありがとう…気遣ってくれて。
心地いいよ^^」
そう言うと…笑われながら、頭を撫でられた
水は実在化の力であり、それを繋げた全てに通す導線
だから切れたら死ぬ
癌のように、魂の中身をぶちまけて消滅する
拘束官「水の膜だって言ってんだろうが;」二度目←4590ページ参照
火は浄化の力でありエネルギー源、水の導線を利用して送り続ける源となる
要するに全ての力を1兆5000億年維持できる力がある
今の自分にも
火は木と一体化している、木は水によって強化される、つまり木は火を強めるから、水の中でも平気って訳だとのこと…
皆から説明を受けた
ケイト「で…光は熱を発する。闇は熱を奪う、だから冷たい。
それらは…光が神、闇が癌だってことだよね…
「癌」とは「歪み」そのもの、「闇」そのもの…
そう魂が完成してしまえば、魂の膜の光までもが「闇」となってしまう為、『魂としての実在化』の恩恵が受けられなくなり、魂の膜が破裂し、中身が飛び出る。
それに伴い、その世界…神界から現世、つまりこの世に至るまでの存在全てに墨汁という全てを滅する闇が行き渡り、それに触れた全てを消滅させてしまうと…
その折…世界ごとで隔てられている為…逆流することは無く、その「癌の魂が存在する平行世界」のみに消滅は留まる……
私とは違う…
私は…『実在化の力』を強める。
それに伴い、その為に共に送っている『自浄作用』により、魂の膜を『光』に傾けることが出来る。
双方共に倍になっている為、増殖も染まりやすさもどちらも4分の1となる。
元々の『魂の膜の維持』だけで、半分に減らしてくれていたんだ…『原初の始祖神様』が!
それを…「癌」は、「癌」の都合で、勝手に歪める……
背負うこともせず、正当化して…
それに、とぐろを巻くかのように怨霊達が纏わり付く…歪みと共に」
