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Unlimited【ダンまち】

第80章 願い





全て閉じた場合、口元を覆うタイプで
くるぶし(足の付根)までの長さで、かなりぶかついている

白い靴が見え隠れしているが…歩くとか動く時でもない限りは見えないな、これは……


開脚は出来るのか聞いてみたら…それが伸びた

伸び縮みも自在らしい…
と言うより、正確に言うと……動きに合わせて邪魔にならないように自動で動いてくれている、と言った方が正しいようだ

大体自在に形も変えてくれた



が…
ローブという形状だけは、絶対に変化しないつもりらしく……;

梃子でも変えない、いやいやと頭を振るローブに…僕等は苦笑交じりに、そのありのままを受け入れた;


可愛い、とケイトは言うが…

僕としては…
せめて、ジ・オール、フルバーストの時のようになってくれないかなあ、と思っていた(ちらっ)←ローブに目を向ける、4130ページ参照

が……断固として「ローブで纏い続けて身を守るんだ!!」と必死な想いが伝わってきた;
ははは;



ので…許可した



こうして…名実共に、ローブはローブとして、常に在り続けることとなった


ケイト「ブレスレットも勿論していますが…」おずおず挙手

フィン「うん…そこは報告しなくても知ってるよ?^^;
市民カードまで一体化しているし…
携帯まで;」

ケイト「まあいいじゃない
市民カードの機能、携帯も一体化出来るようになったもの

左手首だけで全て出来る、最高じゃない?」にやり&キラーン!

フィン「まあ…ね

でも手首が無い人には
ケイト「義手があるじゃない
他にも再生医療で失った腕も足も組織も取り戻せるようにしてるし、治療場で

水上都市にもあるし…まあ……住民達の希望もあって、支店みたいなの出した訳だけど、タダで;


更に…」

フィン「?まだ何か?」

ケイト「学舎も、支店みたいなんが出来ちゃったなあ…;
都市ごとに別個になっちゃったし;

更には…;住居が、一番外側の方に;(ずうううん)←膝抱え座り込む

まあ本人の希望なんだけどもさあ…;危ないって言ったのに;」じめじめ

フィン「まあまあ^^;←歩み寄る
それこそ自己責任だよ」よしよし、頭撫でる


ケイト「今の私なら、もっと強力に出来る←結界凝視
皆へ掛かる対価が最小限で済むように…
組み上げ直す」ぶわっ!!!←左手を掲げながら上に上げると共に力が解放される


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