第79章 合一の先

フィン「………」微笑

リヴェリア「…どうした？」

フィン「………いや…ね？

ちょっと…懐かしくてね^^」遠い目ふふっ

リヴェリア「？何がだ？」怪訝

フィン「……よくあっただろう？
昔から…

ケイトは素直じゃなくて、恥ずかしがり屋で…ここまで来るのに随分と掛かったよなあ、と…ふと思ってね？」

リヴェリア「そうだったか？
随分と早くに慣れ親しんでくれた気がしたが…」？←出会った当初を思い浮かべ疑問符を浮かべる

フィン「それはこちらの世界でだ…（瞑目微笑）

……


僕が言っているのは…そっちじゃない。
ケイトが小狼の時だ、カードキャプターさくらの。

真っ直ぐで、不器用で、頑なで…でも、ちゃんと見て、知って、寄り添って、合わせようとしてくれる。

どんな使命に巻き込まれることになったとしても…必ず、僕等を守ろうとしてくれた。

似ているんだ…本質が、根っこが…根幹が……

魂が同じなんだから、当然なのかもしれないけれど…ね……


本当は素直で、すぐ顔に出る所も。
何でもかんでも溜め込んで、光も気持ちもかえすことしか考えてない所も。
恩返しばかりで、大事に想ってばかりで、自分を後回しにし勝ちな所も。
そうしてでも守ろうとしてくれる所も…

総じて情が深い、思い遣りが強い所も……


どこでも君は…変わらず、人を愛することが出来る人だ……


小狼「自分のことを蔑ろにするつもりはない
けれど……

しなければ守れない！！なら…迷う必要はない！！
俺以外の誰も犠牲にはさせない！！」
桜「そこにちゃんと自分も含めてええええ！！

もおおお！！
何でわかってくれないのーー！！？＞＜」絶叫←ただただ歯がゆい
小狼「え？え？え？；」困惑←混乱している

『自分を大事にすること』が一番苦手であり、『共通の課題』…


その根幹は…どこの世界も変わらないよ^^

ね？剣心」微笑

リヴェリア「誰だそいつは」

フィン「……^^；

知らなくてもいいことかな？^^；
（僕が薫だとか説明がややこしくなりそうだし」

リヴェリア「ふっ…まあいい。

力を使わずともわかる…
あいつが、馬鹿（高潔）だということぐらいはな」瞑目微笑

フィン「ああ」頷き瞑目微笑
リヴェリア「だからと言って譲るつもりは無いから覚悟しておけ・・」ギラリ

フィン「…留意しておくよ^^；」