第71章 改革
ケイト「?」
ザンザス「拳を合わせろ」すっ←右拳を出す
『!!!?』さあっ!真っ青←意味がわかっている人達
ケイト「?うん」すっ←意味がわかってない人
とんっ
ごりっ!!
ケイト「っ」
意味も分からないまま左拳を出す中
ザンザスの右拳をねじ込まれ、互いの中指の付け根から血が出て、滴り落ちていった。
A型とO型、異なる血が反発もせず、ブラッドオブボンゴレも移動することなく、誓いの約定らしき文を声に上げられた。
ザンザス「我が名はザンザス!
我が血を以って誓う!沢田ケイトへ忠誠を!!」
ケイト「はっ!)我が名は沢田ケイト!
我が血を以って誓う!ザンザスへ守りに行くことを!!」
「「この交わりし血に!!」」
ケイト「……」
ザンザス「ふっ…
これで契約は完了だ、血の契りもな」微笑
ケイト「血の契り…(真剣)
って何?;」首傾&困惑
スクアーロ「知らねーでやったのか!!!;」
ケイト「いやだって説明されなかったし;」
ルッスーリア「破れば命を取る誓いよ?
破れば、世界中のマフィアからも、誰からでも、命を奪われても文句も何も言わないし抵抗もしないで死ぬ。
そういう誓いなの」
ケイト「そんなおっかないの!!?・・;」
ザンザス「俺は…お前にかけることにした。
お前の先が見たい。
だから…精々、俺以外に殺されるんじゃねえぞ」
ケイト「ああ…わかった」
拳を合わせろ、という言葉から、急に降ってわいた血の契り…
それから、昼ご飯もまだということからルッスーリアのすすめもあって食事に誘われ、いただくこととなった。
無論、お互い傷付いた拳の手当てを双方共に受けてからだが…
スクアーロ「おい、日本の連中はどうした?」
ケイト「ああ、置手紙を置いてきた」
単身で乗り込んだ時
脇差を十字架に戻してスクアーロに手渡した、超死ぬ気も解いて。
食事時、話し合いも終わったと踏んで十字架を手渡してくるスクアーロに対して受け取る中、返事をした。
『置手紙?』
ケイト「ちょっとイタリアのヴァリアー本部まで行って直接話し合ってくるってな。
仮に日本で話し合えば邪魔が入るだろ?
なら本拠地のど真ん中しかない!って思った」
『死ぬ気か?(単身で来やがって…;』
ケイト「死なないさ」にや←不敵に笑う
ベルフェゴール「殺されても?ししっ」