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Unlimited【ダンまち】

第71章 改革





ケイト「でもそれだと!」

家光「ん?」

ケイト「お父さんの…平和は?」

家光「…お前達が、遠い異国の地で、平和に暮らしていることが、一番の幸せで平和なんだ。

済まんが、わかってくれ」
ケイト「嫌だ!!

ずっと黙ってて、背を向けて、何も知らされずにずっと守られて!
後になってから知って、何の手伝いも出来ないで!!そんなの嫌だ!!!」
家光「!」

ケイト「自分の時間取れてんのかよ!
やりたいこと出来てないんじゃないの!?」
家光「やりたいことはしている。

お前達を守ることだ」
ケイト「!!」

家光「だから…お前達は幸せに暮らしてくれ」

ケイト「…わかった」

家光「お。やけに聞き訳がいいな」
ケイト「そっちがその気なら!!

私も勝手に守るから!手伝いに行くから!
大きくなったら!大学卒業したら!そっちにお母さんと一緒に行って守りに行くから!覚悟しといて!!」

家光「…いや、母さんは。知らせる訳にも行かんだ
ケイト「それでどんな想いしたか知ってんのかよ!!!

私はお前からじゃなく!他人のリボーンから聞いて知ったんだ!!
その時どんな気持ちだったかわかるか?

お前も大事にしろよ!!
散々守ってきたくせに!これからもずっと蚊帳の外かよ!!

ふざけるな!
自己満足で守って、知らされない気持ちぐらい考えろ!!!

少しぐらい‥力にならせてよ…」涙

家光「……ケイト。

俺はな、お前と母さんの存在だけで」
ケイト「知ってる。
だから…これだけ言う。

絶対、手伝いに行くから。守りに行くから」

家光「……ああ…済まなかった」

ケイト「こっちこそ…気付けなくて…ずっと、一人で戦わせて、守らせて、ごめん」

家光「……ありがとな」

ケイト「こっちこそ…ずっと守り続けてくれて、ありがとう」

チン←電話を切る音



リボーン「ケイ…お前のしたいこと、わかったか?」

ケイト「うん…私、10代目になるよ。
そして…お父さんを守る、手伝う。

ずっと黙ってた分、守られてきた分、必ず返す!

前々世のように、初陣で死なせて堪るか!」

リボーン「その意気だぞ、ケイ」にっ


イタリア

家光「…俺の娘が可愛過ぎて辛いっ!//;;」ジーン!号泣

凄まじいほどの涙、机から溢れるほど涙を零す姿を見て

部下達は苦笑や呆れ顔を各々浮かばせていたという…


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