第11章 雪と真相
ティオネ「…あんた、やっぱりやり辛いわね;」
ケイト「え?何で?」
ティオネ「信頼が重過ぎるのよ。はあ」
アイズ「大丈夫!今まで通り」
レフィーヤ「確かにちょっとプレッシャー感じますね^^;」
ティオナ「別にいいじゃない。信頼してくれてるんだし」
ティオネ「そもそもの問題はもっと信じないからでしょ?」
ケイト「だって;」
ティオネ「過去の環境はいいっ子なし」
ケイト「あうっ;」がくっ
ティオネ「そのせいなのもわかってるわよ。
でも、今の環境と向かい合って今にあった生き方しなさい。
ありのまま今を楽しむ、団長が酒の席であんたに言ってたでしょ?」
ケイト「はっ)…うん!」
ティオネ「それだけでいいのよ。ほら、御飯にしましょう!」
ケイト「ありがとう、ティオネ!」
ティオネ「礼を言う暇あるんなら昼まで何するか考えときなさい」ぽんっ
ケイト「うん!(微笑」たっ
(((素直過ぎる…大丈夫だろうか?;)))←心配になる人達
肩に手を置いて歩いていくティオネに対し、私は笑いながら頷き走っていった。
身体も若干冷えていて、たまたま席にベートがいたのでやりたいことをやってみた。
ケイト「うおー!寒い!!
ベート尻尾貸してー!」だきっ
ベート「うおっ!!
食事中に邪魔してくんじゃねえ!」
ケイト「え~。わかったよ。尻尾ブラッシングするから枕にさせて」
ベート「食事中にやることじゃねえだろうが!!」
ケイト「大丈夫だよ!やりたいことに突っ走るって決めたから!!」
ベート「だから迷惑だからやめろ!!食事中はやめろ!」
ケイト「わかった!じゃあ夕方に部屋に飛び込んでやるね!?」
ベート「やめろ!ぜってえ来るんじゃねえぞ!!?
くそっ!誰だ変なことを吹き込みやがった奴は!!
前以上に奇行が目立ってんだろうが!・・」←目くじら立ててる
『さあ?』じー←揃ってティオネを見てる
ティオネ「…;私じゃないわよ(ぼそ)
本人が自分で決めてやってることなんだから」←素知らぬ顔でそっぽを向く