第61章 新たなる発展
ケイト「大丈夫!
ティオナは断然できてる!!
軸もある、ちゃんと考えてる、貫けている。
『背負った『上で』現実に反映できている』だけでもかなり違うから。
それだけで地獄落ち回避できるぐらい。
キルアだって殺し屋だったけれど天国行きだったし。
それと引き換え彼等はコロコロ意見が変わるし、その場限りのものだと断言できる。
超直感は眉唾物だよ、都合のいい時にしか働かない。
骸の時もザンザスの時も白蘭の時もデイモンの時も、悩んだ末の暴走だって超直感とやらで察せなかった。
ランチアとの戦闘時には洗脳やら悪い人じゃないやらに気付けておいてだよ?
で、戦っている時には気付かなかった割に
『その場で聞かされて知った後になってから』、知った風な、わかった風な言葉を吐きかける。
「会話も大事」だって?
何で言い出すのが、「敵いようがない強い敵」に出会ってから?
それまで散々避けてたよね?
自分の時間割いてまで大事にしよう、向き合おうともしなかったよね?
何で力貸してもらう前提で動けるの?貸してもらって当然だって思えるの?
気に掛けることは愚か、大事にしたことなんて一度も無いのに!声を掛けたことすらも!!
声掛けるのも接点作るのも、「自分にとって都合の悪い事態に陥った時「だけ」」じゃないか!!!
それまで相手の都合なんて知ろうとも見向きもしなかったくせに!!
利害の一致とは言え「力を貸してもらうこと」に何故何も思わない!!!?感じない!!?抱かない!!?
何でそんなにコロコロ変えるの?
意見も!方針も!軸も!何もかも!!
皆、何かしら抱え込んでること、その上での言動だってことは骸とザンザスの境遇知ったら、続いた時点で思い至りそうなものだけど?
何で「会話も大事」だと思い至るタイミングが何人も殺した後なの!?
「絶対に敵いそうにない敵と戦う状況」に至ってからなの!?
信じられない!!
いい人?
上っ面しか見てないから言えるんだよ!!
そういう人達って!
どんなにひどいことやってるか省みない人格持った人(彼等)に何言ってんだ!!
あいつの他へ対してしている行為を、全て見直してから言えよ!!!
ひどいなんて言葉だけじゃ語り尽くせないぐらいの内容だぞ!!」
ティオナ「あー…
確かに、贔屓目で見てる側ってだけで内容かなり違って見えるよね;」