第61章 新たなる発展
ティオナ「でもリヴェリアもやめちゃうんでしょ?」
アイズ「うん。私達も」
リヴェリア「いや、私はしばらくは補佐に回るつもりだ。
急に全てを任せる訳にもいかないからな」
ガレス「副団長は今やアキか」
リヴェリア「ああ、既に補佐として十分働けている」
ガレス「どこぞの誰かとは大違いじゃな」にや&ちらっ←リヴェリア見やり
リヴェリア「ほお…?
それは誰のことだ?」じろ←ガレス見やる
ガレス「さあ?誰のことじゃろうな」にまにま
リヴェリア「………」
ガレス「………」
バチバチバチバチ
ティオナ「何で2人ともガン飛ばし合ってるの?;」ひそひそ
レフィーヤ「さ、さあ?;」
アイズ「…?;」首傾げ
黙ったまま互いに目を逸らさず火花を散らし合わせながら睨み合うガレスとリヴェリア…
それを前に、周囲は頭を捻るばかりだったそうな…;
その頃…私は、同意するだけじゃなくて意見が欲しい。
そう伝えていた。
ケイト「褒めるばかりでは成長は見込めないよ。
何ができるのかを知って、広げていかなきゃ勿体無い;」ぐすん
リュー「いい所を認めるのもまた自己分析の一環では?」
ケイト「驕りに繋がりそうで怖いの!;」
アスフィ「困ったものですね…
素直に自分のいい点はいい点だと認めてくれればありがたいのですが…;」
ティオナ「他にもあるよね?
自制心が凄い、精神力も強い。
普通の人なら廃人になってるか殺人鬼になってそう」
リュー「あとは親身になれる点もですね」
アスフィ「しかし…意見と言われても一体何を?」
彼のことを環境も含め伝えた。
ケイト「盲目的にいい人だと思え強制としか思えない。
殺す前のあいつには、未来のことなんて頭にはなかった。
ただの怒りしかなくて、その激情のままに力を振るって殺した。命をその手で奪った。
それを周りは何も言わない。
生きる為でもない、生かす為でもない。
そんなこと(理屈)等なおざりにして、迷わず、考えず、躊躇なく振るって殺した。
そしてその意味を…何とも思っていない。
もし怒り任せに殺されたらだなんて、微塵も思わなければ悩みもしないし罪悪感すらも感じていない。
怖いよ、本当…落ちる所まで落ちるんだなあって…
悪いことをしていると理解した上で償わないのって、やっぱり地獄落ちというか……;」