第9章 私室の秘め事(R18 )
『抵抗しても身体は受け入れてくれる様だな』
秘部から身体の奥へと差し込まれた指が、思考とは反対に水音を立てた。
首を左右にぶんぶん振り、身を捩って更に抵抗を試みる。
『それ以上煽るな』
そう言うと氏政は水音を立てていた指を抜き、直美の膝裏に手を当てた。そのまま腰を浮かせると自身のそそり立つものを秘部にあてがう。
『身も心も俺のものになれ』
『やっ……あああっ!!』
やめてと言う間もなく一気に奥まで貫かれ、頭の中が真っ白になった。
脳裏に浮かんだ織田軍の皆の姿に思わず手を伸ばすが、すぐに捉えられ頭の上で束ねられる。
上半身を這うような舌の動きに思わず背中を反らせると今度は腰を掴まれ、身体の奥を突くスピードが増していく。
『いやぁぁっ………』
(どうして!何でこんな事に!)
声にならない声を上げながら何度も氏政に抱かれた。
自分の力のなさを痛感する。
外が明るくなり始める頃になり、ようやくこの日の情事から解放してもらえた。