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イケメン戦国 安土城の居候

第19章 白鳥城


『思ったより腕が立つようだな。だが俺の相手は務まらん。大人しく斬られるがいい』

『三成くん!!』


謙信が再び襲いかかり激しく斬り結ぶ。


(斬り合いの果てに石田三成の命を奪えば何の憂いもない。だがこの女は俺を許すだろうか。二度と笑顔を俺に向けなくなるかもしれんな)


謙信は無理矢理に三成に意識を集中させ、その刀を振るい続ける。

しかしどんなに刀が振るわれようと三成の冷静な瞳は揺らがず、それが更に謙信を苛立たせていった。
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