• テキストサイズ

鴉と人魚

第4章 黒鳥の囀り


あれは今から半年ほど前だった。

当時の私は双子の妹と一緒に人間界に降りていた。

妹は春、私は冬を管理する天使だった。

丁度新春の時期だったので二人で下界の様子見を

していたんだ。

「リジー、花が綺麗に咲いてるよ。」

「そうだなラベンダー。」

でも、いきなり後ろから二人組の人間の男がやってきて

私たちを捕まえようとした。

私はなんとかかわしたがラベンダーが捕まってしまった。

奴らはラベンダーの羽を片方引きちぎり、

オークションで売るといった。

私はその言葉に大変な怒りを覚え、人間を


・・・殺した。
/ 16ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp