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【イケメン戦国】『プレゼントを探せ!~徳川家康誕生祭③~』

第5章 一月三十一日 宴 in安土城大広間


一行が戦国時代に戻り、それぞれ晴れ着に着替えて宴が盛大に行われた。

秀吉、光秀、政宗、家康、三成、が座り、
そしていつもは居ない人物が信長の計らいで参加を許された。

「佐助くん、参加出来て良かったね!」

「うん、これはさんのおかげだよ。感謝する。尊敬する家康公の誕生日パーティーに出られるなんて。」

普段ならあまり表情に出さない佐助が、そわそわし、本当に嬉しそうに末座に座っている。

家康「なんであんたまで・・・。」

三成「今回の企画は佐助殿が考えたのですから、功労者ですね、家康様。」

家康「はぁ、三成に聞いてないし。」
いつものように噛み合わないやり取りをする三成と家康。

それを見て、佐助がさらに興奮し、感激していた。

「素敵だ!相変わらず噛み合わないこのやり取りが生で、しかも、目の前で見られるなんて!」

光秀「佐助があのように感情を表にだすのも珍しいな。」

光秀が佐助の様子を見て薄ら笑みを浮かべて眺めていた。

丁度その時に信長が広間に入り、全員が姿勢をただすと・・・


信長「、貴様が乾杯の音頭をとれ。」

「えっ?私がですか?」
信長「そうだ。貴様以外誰がいる。」
「わかりました・・・。」
(もう、本当に全てが突然過ぎてついていくのが大変・・・)
心中でそんな事を思っていると・・・
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