【イケメン戦国】プレゼントを探せ!〜徳川家康誕生祭⑤〜
第10章 【真紅の水仙】〜誕生祭⑤〜後編※R18
「………なら、何でここ……」
「…ほ、んとにちがっ…あ、っ…」
直接触れて貰えないリボン越しのもどかしさに、私の瞳にたちまち生理的な涙が浮かぶ。
家康は再び唇を重ね……
「ん、……ぁっ…」
頭の芯まで溶かすように、濃厚な口付けを繰り返す。舌を強く吸われ、疼きをはじめた下腹部。
その熱に家康に応えようと、
一生懸命に舌を絡ませた。
最初はたどたどしかった動き。けど、次第に求めるように深まっていく。拘束されていた腕の力をだんだん抜くと、家康はそっと解いてくれて……
「やばい……かなり苛めたいかも…」
欲望の塊のような台詞を言いながら、
ゆっくりと顔を離していく。
首筋にちゅ、と吸い付かれ……
「こんなに蜜が……」
いつの間にかリボンが中心が少しズレていて、その隙間から家康は指を差し込んだ。敏感な部分に優しく触れ、蜜を絡めていく。
「あっ、…い、わないで……」
閉じようとする脚を押し広げられ、
そのまま、ゆっくり差し込まれて……
「はぁんっ……ぁ……」
くちゅ、くちゅ、と水音を立てて羞恥心を煽るように入口だけを掻き回されて、言葉を急かしてくる。
「……ココ。どうして欲しいの?」
「やぁ……あ、っ……」
たっぷりと蜜が絡まった家康の指。それが一番敏感な部分を弄ぶ。
「んっ、はぁっ…き、も…ち…はぁん!」
反応してくびれた腰をくねらせると、すぐに家康は愛撫をやめ、周りを撫でまわす。
それを何度も繰り返され、
焦らされ続け……
耐えきれなくなり、
「も、う…いじわるし、ないでっ…」
腕を伸ばして首元に絡みついた。
頬を紅潮した表情を家康に近づけ、あれほど真っ直ぐ見れなかった翡翠の瞳に、視線を合わせる。