第13章 名前

〜眞由美side〜

まさかあの案が可決されるとは。

いやまぁ、別に良いんだよ？良いんだけどね？

まさかノリで言った、上目遣いで、名前呼んでくださいっ♡って言ってみる案がねぇ、、、

絶対、「そんなことできない」って言うと思ってたのに…

ほんと、華美って旭野くんにベタ惚れっていうか、なんというか…

ま、おもしろそうだしいっか

「ね、眞由美ー！」

「んー？」

「ありがとねー！」

「え、う、うん…」

さすがに素直すぎるなぁ…