• テキストサイズ

駄犬になつかれて

第12章 ヤキモチ…?


〜華美side〜

「着いた〜!」

私たちは電車で動物園に来た。

「やっぱり人多いね〜」

夏休みということもあり、家族で来ていたり、カップルで来ていたり…と様々だ。

「センパイ、センパイっ、まず何見ますか?」

犬夜くんが、動物園の案内図が載ったパンフレットを持って、訊いてきた。

「んー、とりあえず歩いてみよう?」

「はい!」

犬夜くんの元気いっぱいな声とともに、私たちは歩き出した。

「あ、あそこにゾウがいるー!」

私は指を指しながら言った。

「ほんとだっ」

「大きいね〜」

「ですね〜」

そんな会話をしたあと、また歩いて行くと今度はパンダのエリアに出た。

「かっ、かわいい…」

「先輩、パンダ好きなんですかー?」

「まぁ、動物好きな方だからね〜」

「そうなんですねー」

私たちはそんな会話をしながら動物園を歩いて行った。
/ 42ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp