イケメン戦国『プレゼントを探せ!~徳川家康誕生祭~①』
第6章 プレゼントを探せ!~お祝い編~
「「へ!?」
家康と陽菜が間抜けな声をあげると
「お!最高にいい贈り物だな!」
「くく…一番嬉しいんじゃないか?」
「確かにな」
「家康様!良かったですね!!」
「信長様、なんという粋なはからい……!」
武将たちから、揶揄いの声が二人の耳に届く。
「な!何言って…!///」
「くくく……陽菜、贈り物として頑張れよ。」
「み、光秀さんっ!?///」
「いよいよ、あれの出番か」
「忘れられない誕生日だな。家康。」
「あんたたち、さっきから何言ってんですか……」
全く武将の話が読めない家康。
真っ赤になって何も言えない陽菜。
そんな二人を揶揄い通す武将たち。
宴がお開きになるまで、二人の揶揄いは止まらなかった。