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審神者になった華

第1章 本編00~19


お兄様達が美しすぎます、眩しい。

「兄様、この人が審神者で主だよ」
「市です、宜しくお願いします」

ぺこりと頭を下げて挨拶をしたら宗三さんが私の戦装束に着いた家紋を見て驚く

「あなたは・・・織田の者なのですね」
「知ってるの?」
「僕は、天下人の者達の手に渡っていましたから」
「あれ、宗三さんって」

今川様の所にあったよなと言ったら、側に座ってた太郎さんが

「主、恐らく主の世ではなく」
「あ、忘れてた」

私達の世界の今川様はお元気でした。
前世の歴史、桶狭間の戦いをすっかり忘れてました。

「貴女の世の歴史は・・・私達が知ってるものと、違うのですか?」
「かなり・・・」

江雪さんって穏やかに話すけれど迫力がありますね・・・
私の世の歴史クラッシャーは兄さまと私です、ごめんなさい。

とりあえず、今日来た3人も女性も裸足で逃げ出す位の美貌で
本丸がなんとなーく乙女ゲー風になって来たのに溜め息をこっそり吐いた。

短刀の子達は可愛いんだけど、打刀から大太刀って迫力あるよね。
色気とかも色々!

少し、左文字のお兄様達にはじめ一線引かれてたけど。
小夜ちゃんの機転により(※30000キリリク参照)


「・・・あの?」

ふと頭を撫でられる様になりました。

最近は後ろから抱き付いても妹の様に扱われているので左文字兄弟とも通常運転ですよ?

「貴女は・・・少し無防備ですね・・・」
「江雪兄さん、主はそこが美徳なのでは」
「?」

江雪さんのお隣で小夜ちゃんと引っ付いてお菓子を食べてたらそんな風に言われたけど
宗三さんが笑顔でそう言って私と小夜を交互に撫でてるけど
江雪さんの心配してる事がいまいち分からないんですが・・・

「主だからね」

小夜ちゃん、その一言でお兄様達を納得させないで
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