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審神者になった華

第1章 本編00~19


12

今日から内番を決めようと全員自室に集合です。
馬も畑も鍛練も大事ですよ。

まず馬の世話も畑もコツが居るのでそこは慣れてる方をお呼びしました。

「と言うわけで、先生に、お野菜名人の片倉小十郎さんと、馬の先生に伊達成実さんと、伊達政宗をお呼びしました。」
「「は!?」」
「Hey.市!俺はついでみたいな言い方かよ!」
「市、野菜名人って、雑な説明だな」
「伊達は騎馬隊も居るから俺は間違ってないかなー」

光忠と大倶利伽羅の驚きの声を頂きました。
すっごい政宗をガン見してるけどそんなに予想外だった?
今回は急だったので政宗は政務持参ですよ。
小十郎さんごめんね。

実家と此方への入り口は結構前に外の、玄関近くに移動して貰い。
今回は其れが幸いしました。

「市、伊達の軍馬をpresentに連れて来たぜ!」
「俺も、大所帯と聞いて野菜を持ってきた」
「刀の付喪神なんて凄いよねえ」

勿論、信用できる友人や知人には事情は話してますよ、文で。
てか政宗、武田に引き続きUMAを連れて来たか
小十郎さんのお野菜は予想してたけど!

成ちゃんが光忠と大倶利伽羅をじーっと見つめ

「君達、梵に反応してたよね。何て名前なの?」

成ちゃんのんびり口調なんだけど結構鋭い子なんだよね
ちょっと政宗に近付いてお耳に手を当ててぼそぼそ

「政宗、大倶利伽羅と燭台切光忠、持ってきてる?」
「Ah?あるぜ?」

そう言って6本差してる刀のうちの2振りを渡してくれた。
こそこそ話で此方が大倶利伽羅、此方が燭台切光忠と教えてくれてるのを小十郎さんと成ちゃんと4人で聞いてます。

光忠と大倶利伽羅の方を向き直って刀を指しながら

「政宗、この燭台切光忠があの眼帯の子で、大倶利伽羅が褐色の、左手腕に倶利伽羅龍が、彫られてる子ね」
「Is it true?俺の刀も付喪神になんのか」
「わぁ、あの2人梵の刀なんだ」

付喪神になる刀リスト(こんのすけ君に用意させた)を政宗に見せたら。

「What?鶴丸国永もか」
「この刀だねー」
「未だ、うちに来て無い子、だけどね」

成ちゃんが指差した先には、1振りの刀。持ってきてんのか、というか政宗は既に持ってるのか。
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