第5章 番外編
ホワイトデー※裏
「市、バレンタインのお返しですよ」
そう言われつつ長谷部が唇を重ねて来て、口内に甘い味が広がっていく
これチョコレート?
「ん、はぁ、はせべがお返し?」
「ダメでしたか?」
「ダメじゃないけど、ひゃあん!」
耳朶を軽く甘噛みされてぶるりと身体が反応する
再び唇を貪られ私は彼の首にしがみつき応える
と長谷部の手が寝間着の上から身体を這い回り
じわりじわりと気持ち良くなって身体を長谷部に擦り付ける
あ、長谷部も反応して大きくなってる。
「もう、折角今日は優しくして差上げようと思ってたのに」
「あっはせべ、来てぇ」
「駄目ですよ、こう言う時はなんて言うんですか?」
「やぁ、はせべ狡い」
「狡くて結構です」
決定的な快感を与えられず、もどかしく触れてくる長谷部にすり寄るも
今日は市のおねだりが聞きたいですねと笑って
寝間着の合わせをはだけさせ
乳房を揺らす長谷部に何とも言えない
焦れったい快感が、喘ぎ声を揺らして先端に吸い付かれる
「ああ!やぁ、吸っちゃやぁ!」
「ならば舐めましょうか?」
「おねが、もう」
「駄目ですよ?」
ちゅっと吸い付きながらこりこりと先端を刺激されて
甘い喘ぎ声に満足したのか
長谷部は妖艶に笑って下半身を擦り付ける
そこはもう立派に固くなっていて
私の感じる所も刺激してきて、快感に目がとろんと長谷部を見詰める
「市、もう欲しいでしょう?」
「あっ、あっ、長谷部・・・」
「はい、何でしょう?」
思いきって、ぐっと脚を広げて長谷部に自分の蜜壺を見せ
「長谷部のおっきいの、市の中に欲しいの」
顔を真っ赤にしながら呼吸を荒げそう告げると
ごくり、と長谷部の喉が鳴り
ズンと入って来る圧迫感と一緒に重ねる毎に敏感になってきた身体が
悦びでいっぱいになった
「ああぁぁぁぁあ!」
「くっ、市!」
動く度に甘い声が長谷部のものを大きく、固くさせて
「市っ!はぁ、はぁ!いちっ」
「あっ、あっそこ!奥もっと!」