第25章 時間の壁
空き部屋に着くと・・・
ドアを閉めた。
波「竜也、久しぶり。お姉さん、有名になったよね。」
竜也「あー。っで、話は何?」
波「私、先輩と別れたの。」
竜也「そいで?」
波「付き合って。」
竜也「いやだ。」
波「なんで・・・。」
波は俺の腕に胸を押し付け上目使いで見る。
竜也「裏切ったのはお前だろ!」
波「もう一回だけ・・・。」
竜也「いやだ。」
波「あの子、どうなってもいいの。確か、聖奈ちゃんだっけ?」
竜也「聖奈に何するつもりだ。」
波「まーイロイロ。っで、竜也は聖奈ちゃんが好きなんだ。」
竜也「・・波。付き合うのは無理だ。」
波「いいの?聖奈ちゃんのこと・・・。」
竜也「わかった。そのかわり聖奈には何もするな。」
波「わかった。じゃあ、行こうか。」
俺らが出ようとした時。
ガチャ
鍵を閉められた。
って、俺らに気付けよ。