第8章 第8話
翔ちゃんの葬儀から5ヶ月が経った
「いらっしゃいませ!」
潤「雅紀!こっちこっち!」
雅「潤、久しぶり」
今日は久しぶりに潤から誘われて飲みに来ていた
潤「何にする?」
雅「じゃあビールと唐揚げと…」
潤「相変わらず好きだな、唐揚げ」
その後ビールで乾杯して運ばれてくるツマミを食べ始めた
雅「どう?潤仕事は…」
潤「まぁ…大変といえば大変かな?でもやりがいはあるよ」
雅「潤の会社はかなり大手だもんね。やっぱり凄いな潤は」
雅「お前は?」
雅「俺も大変だけど、職場の人や取引先の人達皆好い人だから楽しいよ」
そう…仕事は楽しい…でもやっぱり足りない…
そんな俺の心を見抜いたのか
潤「…まだ引きずってるのか?翔さんの事…」
雅「…そうかも…やっぱり無理だよ。翔ちゃんの事忘れられないもん」
忘れるなんて事出来るわけない…