第3章 第3話
翔ちゃんが大学病院に行ってから数日、今日は検査の結果が出るからと病院に行った
潤「どうしたんだよ、そんな暗い顔して…今日翔さん病院行ってるんだろ?」
雅「…うん…」
…何でもないなら良いんだけど…
潤「そんなに思い詰めるなって!翔さんは大丈夫だから」
雅「…ねぇ…潤…」
雅「ん?」
どうしても気になった俺は、潤なら何か解るかもと思って聞いてみた
雅「翔ちゃん熱が下がんなくて目眩もするし、身体もダルいんだって…血液検査で白血球が増加してるって言われて大学病院を紹介されたんだけど…」
潤「え?それってまるで白血…」
雅「え?」
潤は何か言いかけて口を押さえた
雅「何?潤何か知ってるの?」
潤「な、何でもないよ!」
潤の慌てよう…やっぱり何か知ってる…
隠すって事はもしかして…