第15章 第15話
あの日から1週間…ショウは依然として猫の姿のままだった
雅「えーっと…あれ?塩どこだ?」
俺は夕飯の準備をしていた…けど、ここ最近あまり食事をする気にもなれず、専らコンビニ弁当が多かったから自炊も久しぶりだった
雅「うわー…しまったな…買い置きするの忘れて…」
そう言ってたら…
『ニャーニャー』
雅「え?」
ショウが突然食器棚の下の扉を叩いていた
『ニャーニャー』
雅「…まさか…」
半信半疑でその扉を開けるとそこには
雅「塩…あった…」
恐らくショウが買い置きをしていた塩が入っていた
他にも醤油等の調味料が色々入ってた
雅「そっか…ショウが買い置きしたのをここに入れてたのか…ありがとうショウ…」
『ニャー』
俺がお礼を言うとショウは嬉しそうに鳴いた