第1章 幼少期
・・・嬉しいんだけどね?
兄さま大好きだし、気遣ってくれるのは胸が暖かくなる
とりあえず闇属性の黒羽には婆娑羅の制御とか色々お世話になりそうなので頭が上がりません。
さて、重要な婆娑羅者3人も揃ってどこへ行くのかと言うと
兄さまのご友人への書状を渡す・・・という名の安否確認・確保。
前世暴露した時の理由というのが兄さまのご友人達、各国大名達の大半が臣下の手や病によって倒れてしまうと史実にあったと素直に話しました。
まあ、他にも色々あるんだけど
書状を届ける名目でひっそりと現状を把握し、最悪の事態を避けたかった訳です。
私個人としては同年代のお子様達とも友達になりたいし!
べ、べつに友達が居ない事を気にしてはいないもん!
・・・・目から汗が出てきたぜ。
何通かある書状に目を通すと黒羽がふいに声をかけてきた
「先にどちらに行かれるんです?」
最近やっと慣れてきたのか柔らかい物言いになってきたね黒羽さん。
「ん・・・毛利弘元さま、かな」
「鈴尾城か」
「多分?」
「知らないのか」
「雹牙」
「気にしないで、黒羽」
黒羽は雹牙を咎める様に口を出すけど大丈夫。
割とザックリさっぱりクールに受け答える雹牙さんは棘が多い様に聞こえるだけで
冷たく言ってる訳じゃないの分かってるから心配しなくていいよ黒羽
えーとえーと
毛利さんの家で確認する事。
兄さまのお友達である弘元さまと長子の興元ご様子
史実では死因が毒酒とされていたけどいかんせん情報不足
次男の元就さま・・・もとい松寿丸君の乞食若君化も防ぎたい
確か井上氏が横領するんだっけな。
まあ、弘元さまと興元さまが元気で井上氏について釘ブっ刺しておけばOKという事で。
何通かある書状を前に。
先が長いなと思いながら、気を引き締めて行こうと思います。
「じゃないと、何で市がここにいるか、解らなくなっちゃう」
「「?何か仰いましたか?/言ったか?」」
わ・・・、ぽそっと意気込んでみたのに解ったか、流石忍。
「ううん、何でも無い」
ちょっとトボケてみたけど、まあ気にしない方向で。