第2章 NEW LIFE
城につくと早速秀吉さんからの呼び出しをくらった。
光秀さんと一緒に。
「お、怒られるんですかね…緊張します…」
「大丈夫だ、俺が返り討ちにしてやる」
光秀さんのにやけ顔を見てから私達は襖を開けた。
「そこに正座しろ。」
チラッと横を見ると光秀さんは大人しく正座している。
けど私はオスグットがあるから…
正座ができない。
「あの…秀吉さん」
「なんだ?」
「私、正座ができないから胡座でもいい?」
それを聞くと秀吉さんは、何言ってんだ!と怒り、光秀さんは大爆笑。
「見て、私の膝の骨、出てるから痛いの。」
「おい、女の子が膝なんて晒すんじゃない!!」
「じゃあ胡座でもいい?」
「……はぁ、今回だけだぞ」
そしてここから説教開始。
「まず、萌香。なんで勝手に歩き回ったんだ!知らない人に連れていかれたらな…、」
「秀吉が手放したんだろう?」
「な…っ!」
「そーだよ、それなら秀吉さんを囲んでた女の人を責めてよ!」
「それに、光秀!お前も萌香を連れ回すんじゃない!」
「俺は萌香とずっと一緒にいたからいいだろう。」