第16章 いよいよ開戦!里抜けしたのにまた会うのか…
服が裂けて腕が露出している、半袖とかきてないん…?いやいやそういうことじゃなくて
「……その様子だと見破られたようね」
トビは返事をせずボロボロになってる裾を引きちぎった
私も細々とした万華鏡写輪眼の使用でそろそろ限界が近い
正直このインフレにはついていけんし……ただ、今の彼は冷静じゃないようだ、現にカカシの疑問に大きな声で答えている
「、お前は手を出すな」
私は彼を睨みつけた
「だけど」
「やつの到着が遅い、様子を見にいけ」
私は息をつく、彼もかなり血が上っているな
「わかった、無茶はしないでよ」
そう言って一度アジトに戻った
しばらく歩くとゼツが死んでるのが見える
「………サスケか」
私は引き出しから望遠鏡を取り出してポーチにしまい、マダラとの戦いが見えそうな森の木の上に着地した
望遠鏡を取り出す、うわ、ウケる
蹂躙と言っても差し支えないよこれは、っていうかみんな死んでない?
どうやらマダラがいないようだ、今なら飛んでも大丈夫そうだね
「うわ、ヒデえもんだ、戦いとは呼ばないね、私なら」
うめき声が聞こえて私はそちらの方を向く、というかマダラいないってことはほぼ入れ違いになったってこと?
ほぼ体を真っ二つにされた綱手が呻きながらカツユを口寄せした、私はその様子を見つつ綱手に近づいた
「!、お前…」
「こんにちは」
彼女のとなりに腰を下ろす、カツユは誰?という顔をしながらも敵意を感じないのかほかの影の治療に言ってしまった
「いまさら何をしに…」
「あまりしゃべらないほうがいいんじゃないです?ちょっと戦場から追い出されまして、暇してるんです」
私は遠くを見る、五影を治療しているらしい