第8章 9月『Open Campus』
「………………………。」
途中まで読んで、一旦目を離す。
おそらく、B6と一緒に行ったな。これは。
そして、プリントも
B6に手伝ってもらったようだ。
………分かる、分かるけど!!
「流石にこれはないだろ!!!」
俺のさっきに
感心した気持ちを返してくれよ!もぉお!
俺は紙いっぱいに
コメントの書かれたプリントを片手に
がっくしと肩を落とした。
おまけ (バカサイユにて)
「…………うーん。」
「どうした?。」
「オープンキャンパスのプリント、
流石にまずかったんじゃないかなって思って」
「えー!?すっごくイイ感じに
書けたじゃん!ゴロちゃんのパウとか!!」
「パウ、すっげぇはしゃいでたな。
楽しかったぜ。」
「それはそうだろう。
それにプール、花火、学園長室でのLunch。
存分に楽しめたな。
Open Campusも悪くない。」
「…………ん。……僕も……満足………。」
「……その上、タダ飯だという事が知れた。
俺は暇な時に通う事にする。」
「皆楽しめたみたいだし…、
………まぁ、いっか。」
後日、真田先生に
しっかり書き直しをやらされましたとさ。