第5章 轟け!USJでの大奮闘!
校舎前に着くとバスが止まっている。
飯田君が番号順に二列で並んで座るようにと声を飛ばしてたが中に入ったらそんなの関係なしだった。
(飯田くんドンマーイ!)
と内心声をかけた。
私はドアからはいってすぐの個人椅子に座りみんなの話を聞いていた。
移動中に梅雨ちゃんは隣の緑谷君に話しかけてた。
「あなたの個性オールマイトに似てる」
緑谷君は小言ながらも「そうなのかなー?」とか「それだったら嬉しいなー」なんて呟いてる。
(私にはオールマイトの良さがわからない)
と思いながらも窓の外を見ていた。
「派手で強えっつったらやっぱ轟と爆豪だな」
(そういえば、初日から話してないな~…)
私は、話の中で出てきた轟君がいるであろう方向を見たが寝ていた。
ついでに爆豪君も見とこうと向いたら目があった。
彼はばつが悪そうに目を反らし、窓を見ていた。
(静かにしてればカッコいいのにな~)
と内心思ったことは伝えない。
「でも、爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気でなさそ~」
「んだとコラ~~出すわ!!」
「ホラ」
(訂正しよう爆豪君はカッコいい➡最悪だ)