第4章 放課後女子トーク
三菜ちゃんはニタニタ笑いながらサンデーを食べている。
「冷たーーい!やっぱこれだよ!」
「三菜ちゃん、どうしたの?」
口元に手を置いて梅雨ちゃんは聞いてる。
「アイスの冷たさにこの濃厚でビターなチョコソースが混ざったとこが一番美味しいんだよ!」
「熱烈だね~三菜ちゃん!私も好きだよっ!そうやって食べるの」
「食べたことないから今度頼んで食べてみるケロ」
「うちも好きやで!マクゥのアイス美味しいからよく頼むで!」
こうして見ると入学して半月だけど仲よしだってわかる。
楽しそうに話す彼女たちが羨ましくも感じる。
ここは私も乗ってみようか。
「三菜ちゃん、一口もらっていい?」
首をかしげて唇に人差し指を置いて言ったら皆の反応を見て少しばかり後悔した。