第3章 クラスメイトと妹
校舎案内が終わり、4限目の終わりを知らせるチャイムが鳴り終わる頃…一人の先生?がこちらに来た。
「相澤先生や、ちょいと顔貸してくんなせ~」
「ああ…」
ガタイの良い男の先生が手招きをしながら先生に話しかける。
自分にも気がついて面白いポーズをしながら挨拶してきた。
「やぁやぁ転校生ちゃん。こんにちは~ビシッ」
「…っ…こんにちは。」
「良いんだよ~笑って。僕は人を笑顔にするのが好きなのさ~!」
何故か敬礼をして話しかけてきたので、笑うのを堪えながら挨拶をしたらツッコまれた。
「おい。俺の生徒で遊ぶな。用事を済ませるぞ」
相澤先生が間に入り、男の先生との話はそこで終わった。
「なら、自己紹介だけしよう!僕は印野 形標(いんの かたしめ)。ヒーロー名は《マークマン》だ!以後よろしく!」
相澤先生に背中を押されて印野先生は廊下を歩いてった。
このあとのことを知らない私は先生に話しかけようとしたら相澤先生が振り向き言ってきた。
「この後は昼食。一時間半あるから自由な。」
と安心させるようにニコッと優しい顔をされた。
「わ、わかりました!」
二人の背中を見送り、クラスに戻るために教室に行った。