第2章 波乱の始まり
「は、はい!」
先生が私を呼んだが、机まで来た。
「鞄は机に置いたままで良いから行くぞ」
ーキーンコーンカーンコーンー
ホームルームの終わりの鐘が鳴り、皆が授業の準備を始める。
鳴ったと同時にプレゼントマイク(英語の先生)が入ってきた。
「おー。噂をすれば転校生のcute girlじゃないか!」
「初めまして。守壁扇子です。よろしくお願いいたします!」
プレゼントマイクに挨拶をして教室から出ていくと相澤先生が出る前に
「じゃ、宜しく」
とプレゼントマイクに言っていた。
ーキーンコーンカーンコーンー
今から学校案内という半日を終わらせに行くチャイムが始まった。