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おかえり〜I'm home〜(R18)
第14章 summer memory⑨
《国見side》
ーーー・・・
嵐のように去っていく二人を見送りながら、俺は少しだけ口角を上げた。
あの及川さんの顔を見る限り、俺が仕掛けたメッセージ、本気にしたみたいだったな。ほんと、バレーでは常に冷静なのに・・・
それくらい、北村さんは大切な人ってことなんだろうな。
全く、本当に世話の焼ける二人だよね。
お互い素直になればいいのに・・・
時計を見やると、花火が上がるまで、あと5分・・・
「間に合って、良かったね・・・」
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