第6章 ありがとう
「エルザが二人いると怖い」
二人は睨み合っている
「里奈はいないのか?」
「…いないみたいだね」
エルザは里奈とレイラを交互に見た
「なんですか?エルザさん」
「レイラは里奈で里奈はレイラじゃないか?」
「え?」
「こっちの世界では里奈はレイラ…そうすればつじつまがあう」
「レイラ…」
すると国王陛下が歩いてきた
「サカエル!?」
ミストガンをみて国王陛下はそう言った
「わたしの息子じゃよまえにいっただろう?」
里奈は驚いた
「どうじゃ?結婚しないか?」
ミストガンは顔を真っ赤にした
「里奈とミストガンが結婚!?」
「どうじゃ?」
里奈はディアンをみつめた
「俺をみるな」