第1章 レイラ
「私の家においで」
その子は頷いた
「ここにきた理由は?」
レイラは何も答えない
「…なにか理由があるんじゃないの?」
「………………」
里奈は苦笑いした
「レイラは魔道士?」
「どんな魔法を使うの?私は水のドラゴンスレイヤーだよ。水も操れたりできるけどほかの魔法も使えるの」
するとレイラは里奈に抱きつき涙を流した
「…レイラ?どうしたの?」
「明日もギルドにきてくれる?」
「…午後からでもいいならいいよ」
午前は用事があるのだ
「ずっと一緒にいてくれ…」
「…何があったかはわからないけどいいよ」
里奈は微笑んだ
「…さぁもう寝よっか!」
レイラは頷いた